続飯(そくい)

刀の鞘(さや)の接着には続飯を使う。

続飯とは、デンプン接着剤のことで原料はご飯粒。

作り方は炊いたご飯を練って

糊状にする。それだけ。

これでしっかり接着できます。

この接着剤を使う理由は

鞘の修理が必要なときには

水でふやかして剥がすことが

できることと、経年変化による

刀への悪影響がないことが

わかっているから。

経年変化による刀への影響が不明な

現代の接着剤は使いません。

我の仕事の主役は刀で

刀をいかに大切に扱うかを

第一に考えて仕事をしています。

100年先

いや、1000年先のことを考えて

今できるベストの仕事をする。

それが伝統工芸職人の使命なのです。

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